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経営方針
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進化し続けることの意味〜本当の進化とは?
1年前のサブプライムショックは世界経済の末端に至るまで大変な不況の嵐となり、
それまでの新自由主義や市場原理主義が根底から覆されるまさに”これが崩壊”というべき異常事態となった。 100年前のイギリスを例にとれば、産業革命以来の”ものづくり”で世界の工場として発展したが、 ものづくりで得た金で軍事力を増強し世界各地に植民地工場を増やしていった。 やがて世界中がポンドを欲しがるようになり自国の通貨が上がり、製品を輸出すればするほど不利になると考えたあげく ”伝統あるものづくり”を捨て世界金融商売に走り、世界への覇権を維持するための軍事費がかさみ財政は赤字に転落した。 ものづくりを捨ててしまったのだから財政赤字に拍車がかかり、ついに米国から借金をするようになり覇権は米国に渡ってしまった。 さて、50年前(1960年代)の米国を見るとまさに英国と同じ道を歩んだのではないかと思える。 当時は自動車や家電製品のほとんどが米国製であり、どれもこれもが世界の憧れの製品であった。 ドルの価値は上がり世界がドルを欲しがり、いつのまにか世界を相手にした巨大な金融業 (リーマン、モルガン、ゴールドマンサックス、スタンレー、メリルリンチ、その他)が国の主要産業になってしまった。 その過程におけるバックボーンたる軍事力(軍事費)の増大(世界中の利権を獲得するため)も英国の発展と衰退によく似ており、 莫大な軍事費が財政赤字の大きな原因になっている。 こういった経緯で発展し続けている国は歴史上には存在していないはずである。 前置きが長くなってしまったが、経済発展に伴う人間の強欲さと傲慢さがスクラップ&ビルドを永遠に繰り返し続け、 これが何の進化の過程なんだろうかと考えさせられてしまう。 もちろん私もそれに加担してきた一人である。 100年に一度と言われる大不況に遭遇し、こんなことを今更思う私はまだまだ経営者としては青二才以下である。 米国が発端となった金融ショックの闇の深さなど理解できるわけがない。 初心を忘れるべからず「まじめにコツコツと”ものづくり”に没頭」し、額に汗水たらしながら付加価値の高い製品や サービスを創り出すことに一層専念し、他人が作った付加価値を利用して金を上流から下流に動かしていることだけで 地域の為に何かの貢献をしているとか進化を続けているだなんて勘違いしてはならない。 この不況がもたらしてくれた”良いこと”もあった。 今まであまり真剣に議論を交わしたことの無い経営者仲間と腹を割って話をする機会が増えた。 互いの苦労を理解し合い、協力し合うということの大切さも改めて省みることが少しはできた。 これからの私の課題は「モチベーションが高く、崇高な信念を持ち、純粋な気持ちで”ものづくり”に チャレンジしていける人材」を一人でも多く創出していくことに謙虚な気持ちで取り組んでいくことである。 それがローカルの衰退を止め、本当の意味でのローカルの進化につながっていけるのだろうと考えている。 2009/10/15 改稿 地域にとって本当に必要な新しい
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